Claude Code 用の Three.js スキル:3D 開発を加速

はじめに

Three.js はブラウザ上でリッチでインタラクティブな3D可視化を作成するための定番ライブラリとなりました。しかし、新米開発者(さらには経験豊富なエンジニア)でさえ、APIのニュアンスや最適化戦略、バンドリングのベストプラクティスに苦戦することがよくあります。threejs-skillsリポジトリは、Claude Codeや任意のJavaScriptプロジェクトにそのまま組み込める、完全にドキュメント化されたスキルファイルの厳選コレクションを提供することで、これらの問題を解決します。

「スキル」ってなぜ?

Claude Code(OpenAIの新しい生産性エンジン)は、指定ディレクトリからスキルファイルを自動で読み込みます。各スキルは、シーン作成、モデル読み込み、シェーダー、ポストプロセッシングなど、独立したモジュールとして存在し、Claude は要求された機能が関連する際に生成コードベースに挿入します。Three.js の知識を再利用可能なスキルへ整理することで、ライブラリはボイラープレートを排除し、一貫したアーキテクチャを推進し、最新の Three.js リリースに沿ったコードを保つことができます。

リポジトリ概要

リポジトリは GitHub の CloudAI-X/threejs-skills にあり、MIT ライセンスで公開されています。主な特徴は以下のとおりです。

  • モジュラーなスキルセット – 基礎、ジオメトリ、マテリアル、照明、テクスチャ、アニメーション、ローダー、シェーダー、ポストプロセッシング、インタラクションなど、約15のコアスキルを網羅。
  • APIに忠実 – コンストラクタ・メソッド・プロパティのすべてが公式 Three.js r160+ ドキュメントに沿っています。
  • パフォーマンス重視 – 各ファイルに最適化ノート(例:繰り返しジオメトリは InstancedMesh を使用、renderer.setPixelRatio() を高DPIデバイス用に有効化など)を掲載。
  • 一貫した構造 – 簡潔なフロントマター、タイトル、クイックスタートコード、コアコンセプト、よく使われるパターン、そして「See Also」クロスリファレンスを備えています。

Folder layout

.skills/
├─ threejs-fundamentals.md
├─ threejs-geometry.md
├─ threejs-materials.md
├─ threejs-lighting.md
├─ threejs-textures.md
├─ threejs-animation.md
├─ threejs-loaders.md
├─ threejs-shaders.md
├─ threejs-postprocessing.md
└─ threejs-interaction.md

プロジェクト内でスキルを使う

オプション 1:リポジトリをクローン

git clone https://github.com/CloudAI-X/threejs-skills.git
cd threejs-skills
.skills ディレクトリを自分のプロジェクトにコピーまたはシンボリックリンクして、Claude が検出できるようにします。

オプション 2:サブモジュール

git submodule add https://github.com/CloudAI-X/threejs-skills .skills
サブモジュールを更新するたびに最新のスキルが取得できます。

Claude での読み込み

Claude をローカルまたはウェブUIで動かしている場合、claude.yamlskills./.skills を追加するだけです:

skills:
  - ./.skills/*
Claude に「Create a rotating cube」と尋ねると、threejs-fundamentals スキルが実行され、完全に実行可能なスニペットが生成されます。

実践例

機能 スキル 例プロンプト 結果
基本シーン threejs-fundamentals 回転するキューブを備えた基本的な Three.js シーンを作成 レンダラ―、カメラ、リサイズ処理を含むボイラープレート
GLTFローダー threejs-loaders + threejs-animation Draco 圧縮を利用した GLTF モデルを読み込み、アニメーションを再生 正しいローダー設定、アニメーションミキサー、エラーハンドリング
カスタムシェーダー threejs-shaders フレネル効果を備えたカスタムシェーダー材質を作成 ユニフォーム、座標空間処理付き GLSL コード

これらの即使用可能なスニペットは、コードにそのまま貼り付けるか、教材として使うことができます。

コントリビューション

  1. Fork(フォーク)リポジトリ。
  2. ヘッダー形式に従って新しいスキルファイルを作成。
  3. 公式 Three.js ドキュメント(例:r160 コミット)と照合して検証。
  4. プルリクエストを送信。

コントリビューションは歓迎です。欠落しているマテリアルタイプの追加、既存例の磨き上げ、ドキュメントの翻訳など任意の内容が対象です。

なぜ Three.js‑Skills を使うのか?

  • 時間節約 – ドキュメント検索と例組み立ての手間を削減。
  • 一貫した品質 – すべてのスキルが正確性・パフォーマンス・クロスリファレンスを徹底的に監査。
  • 拡張性 – ライブラリを拡張し、独自パターン用のカスタムスキルファイルを作成可能。
  • コミュニティ支援 – MIT ライセンスなので、無料で利用、改変、配布できる。

結論

threejs-skills リポジトリは単なるコードスニペット集ではありません。生の Three.js API と実際のアプリケーションシナリオのギャップを埋める再利用可能な知識ベースです。インタラクティブな Web アート、データ可視化、完全な 3D ゲームを構築する際にも、これらのスキルは Claude Code や任意の開発者がクリーンで高性能な Three.js プロジェクトをこれまで以上に迅速に作成できるようにします。リポジトリをフォークし、スキルファイルを探検し、プロンプトを洗練された 3D シーンへ変換し始めましょう。

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